滋賀の共創を見る!聞く!体感する!|co.shiga初の共創フェス「co.shiga.fes」を開催しました

#まちづくり #イベント #共創

2025年12月13日、立命館守山中学校・高等学校にて、co.shigaとしても初の試みとなる共創を軸としたフェスティバル 「co.shiga.fes」 を開催しました。

本イベントのテーマは、

「滋賀の共創を見る!聞く!体感する!みんなでつくる共創フェスティバル」

共創について“知る”だけでなく、実際に“体感できる”イベントとして、事務局・登壇者・出店者・学生スタッフなど 127人の関係者 が関わり、来場者は500名 以上 にのぼりました。

私たちは本イベントを通して、

・滋賀県内での「共創」の認知度向上

・co.shigaに関わってくださる人を増やすこと

この2つを目標に開催しました。

co.shiga.fesの特徴 〜これまでからの進化〜

今回のco.shiga.fesは、これまで計6回実施してきた 「co.shiga.5」 をベースに、次の2点を大きくパワーアップさせたイベントでした。

1.マルシェを新たなコンテンツとして追加
2.立命館守山高校の高校生40人が関係者として参加

co.shigaに新しい色と新しい風をもたらした本イベントを、谷香凜(しがとせかい株式会社 学生インターン/co.shiga事務局) が振り返ります。

トークセッション

「共創」を多角的に捉える4つのテーマ

co.shiga.fesでは、「共創」を多角的に捉える4つのテーマでトークセッションを実施しました。

企業、行政、教育、福祉、学生など、多様な立場の実践者が集い、それぞれの現場から率直な言葉が交わされました。

① 地域における「リビングラボ」の提供価値

登壇者

・株式会社村田製作所 岡村 一太朗さま
・トヨタコニック株式会社 神野 恭光さま
・立命館守山高等学校 細岡 大起さま
・SUNDRED株式会社 留目 真伸さま

企業・学校・行政など、滋賀をフィールドに活動する多様なプレイヤーが集まり、「どんな未来をつくりたいのか」という視点から地域との関わりについて議論が行われました。

一社・一人では解決できない課題が増える中で、立場の違いを越えて対話を重ねることの重要性、そして地域だからこそ生まれる実践の価値が共有されました。

② 企業×教育の共創

登壇者

・京セラ株式会社 原田 正夫さま
・株式会社Liquitous 藤井 海さま
・立命館守山高等学校 奥村 愛加さま
・守山市 企業連携室 杉本 悠太さま

企業の知見やデジタル技術を教育現場に取り入れることで生まれる学びや変化が紹介されました。

電子投票を活用した生徒会選挙や、オンラインツールによるルールメイキングの事例からは、生徒一人ひとりが意思決定に関わることの価値 が語られました。

教育DXは単なる効率化ではなく、学びのプロセスをひらくもの。

企業と教育がつながることで生まれる、新しい学びのかたちが印象に残るセッションでした。

③ 学校と地域で考えるケアリング・ソサエティ

登壇者

・立命館大学 斎藤 真緒さま
・立命館守山中学校・高等学校 山村 和恵さま
・社会福祉法人慈惠会 廣田 岳尚さま
・守山北高校みらい共創科1年生 河原田 鳴さま
・守山北高校みらい共創科1年生 川端 志保さま
・一般社団法人インパクトラボ 上田 隼也さま

学校、福祉、研究など異なる分野の実践者が集い、「支え合う社会」をテーマに対話が行われました。

学校での居場所づくりや、福祉施設を地域にひらく取り組みなどが紹介され、「支援する・される」という関係を超えたつながりの可能性が語られました。

高校生の視点からの発言もあり、世代を越えて考える時間となりました。

④ まちづくりと共創 ― 地域生活圏 ―

登壇者

・国土交通省 宮沢 正和さま
・守山市 市長 森中 高史さま
・湖南市 市長 松浦 加代子さま
・立命館守山高等学校 渡邉 幸大朗さま
・一般社団法人co.shiga 中野 龍馬さま

行政、学生、地域の担い手が集い、「地域生活圏」という視点からこれからのまちづくりについて語られました。

市町村の枠を越えた暮らしの実態や、制度・行政の中にある壁についても率直な言葉が交わされ、広域で連携する必要性が共有されました。

後半のワークショップでは、立場の異なる参加者同士が対話を重ね、実践につなげていくためのヒントが会場全体で共有されました。

ワークショップ

滋賀で共創をうみだすチャレンジワーク by MLGs推進委員会

滋賀で一番、MLGs×共創がアツいワークショップとなりました。

MLGs推進委員会のみなさまにご協力いただき、たくさんのアイデアと気づきが生まれる、濃密な1時間に。

参加者は10代〜60代までと幅広く、このワークショップを一言で表すなら、「MLGs×共創って、おもろいやん。」

co.shigaのワークショップ最大の特徴は、“共創を体感できること” です。

参加者の声(一部)

「初めての参加だったが、意見を出すうちにどんどん楽しくなった」
「普段関わることのない人たちと交流できた」
「琵琶湖について、課題や対策を多様な視点で考えられた」

スープピッチ by Orbit Base Moriyama

「Orbit Base Moriyama 中間発表会」 として、MUSUBI SOUPによるスープピッチを開催しました。

スープピッチは、スープを味わいながら挑戦者の話を聞き、投票によって“応援の気持ち”を形にするピッチイベントです。

今回は、守山市を舞台に事業者と高校生が共創に取り組む「Orbit Base Moriyama」の中間発表として実施。

平和堂守山店、みらいもりやま21、Liquitousと学生がチームとなり、これまでの取り組みや今後の展望が発表されました。

「評価する」のではなく「応援する」場として、地域全体で若者の挑戦を後押しする時間となりました。

※最終成果発表会は 2026年3月20日 開催予定です。

▽ 当日の詳細はこちらの記事をご確認ください

モザイクアート

「滋賀県の暮らし」に関する5つの問いを用意し、来場者が自由に意見を書いて参加できる仕組みとしました。付箋を貼るごとに絵が完成していくモザイクアート形式にしたことで、子どもから大人まで楽しみながら参加してもらうことができました。

集まった意見からは、滋賀県の魅力として自然や景観、立地の良さだけでなく、暮らしやすさや人の温かさを挙げる声が多く見られました。その一方で、安心して暮らせる環境や利便性、日常にワクワクを感じられる要素を求める期待も感じられました。

来場者の率直な声を可視化し、共有することで、地域について考えるきっかけをつくる取り組みとなりました。

マルシェ

co.shigaとして初の試みとなるマルシェには、滋賀県内 23団体 にご協力いただきました。

過去にco.shiga.5へ参加された、吉田加奈子さん(ケーキ屋パレット)による焼き菓子販売や、三好翔太さんによる「Liallschönder(リアルジェンダー)」の“じぶんTシャツ”制作など、多彩な出店が並びました。

さらに、立命館守山高校生による探究学習の成果発表として、4団体が出店し、会場を盛り上げました。

出店者アンケートより

「企業の方とコラボの話が進んだ」
「今後一緒に取り組めそうな可能性を感じた」
「複数の出店者と新たなつながりが生まれた」

共創をテーマにしたイベントだからこそ、“つながること”を自然に意識した場となりました。

その他のコンテンツ 

来場者が楽しみながら会場を巡り、人や活動と出会えるよう、交流・スタンプラリー・抽選会の3つの企画を実施しました。

入場時には所属別のリストバンドを配布し、会話のきっかけづくりを行うとともに、スタンプラリーを通して会場内の各コンテンツへの参加を促しました。

クロージングでは抽選会を実施し、最後までイベントを楽しんでもらえる流れをつくることで、会場全体の一体感につながりました。

おわりに

マルシェや高校生の参加によって、これまでのco.shigaのイベントでは生まれなかった出会いや対話が会場のあちこちで見られました。

関わった高校生のアンケート(一部抜粋)

「普段関わらないような人達と関わることが出来て、色んな話を来てたり体験ができてよかった」
「色んな年代の方と関わることができて楽しかったから」
「色んな人と話せて新しい知識を得られた」

学生、行政、企業、地域の人々が交わる様子は、私たちが目指してきた 「共創」や「リビングラボ」 の姿そのものでした。

これからもco.shigaは、滋賀に関わりたい人を増やし、滋賀でやりたいことがある人を応援し、つなげていきます。

琵琶湖を真ん中に持つ滋賀県だからこそ実現できる共創のかたちを、これからも育てていきたいと思います。

今後のco.shigaの活動にも、ぜひご注目ください。


関係者一覧(順不同 / 敬称略)

co.shiga.fesの開催にあたり、たくさんの方にお力添えをいただきました。
この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

共催:守山市、立命館守山中学校・高等学校

滋賀県琵琶湖環境部琵琶湖保全再生課
マザーレイクゴールズ(MLGs)推進委員会
チャリティーサンタ草津支部
ANTELOPE
炭火ホルモン結
農業IoTグループ
ノバルス株式会社
滋賀県 琵琶湖環境部 環境政策課
立命館守山高校 ルールメイキング委員会
まもぴかランタン工作
滋賀県立高専高専開設準備局「パスワードラボ」
ケーキ屋パレット
potential
合同会社 紫洲書院
信楽中学生カンパニー
RICE IS COMEDY®︎
COLORFUL
立命館珈琲研究会 RCS.BKC
SHIGAアトツギラボ(㈱濱﨑銃砲火薬店、㈱fm craic、㈱ナカザワ)
Liallschönder(リアルジェンダー)
ゆるスポはちまん

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