【第1回co.shiga.co】企業担当者向け共創ワークショップ実施レポート

#共創

2025年2月26日(水)に滋賀県守山市にある守山市役所にて、県内に拠点を構える企業の担当者10数名を招きco.shiga.co(コードットシガドットシーオー)を実施しました。

このイベントは、滋賀県における「共創」をテーマに様々な業種・職種に属する方が集まり、共に思考し、新たなアイデアや価値を生み出す場として開催しています。

初回となるこの回では、多様な企業に属する参加者が共通の課題意識やテーマのもとに活発な意見交換を行い、今後継続して取り組む、新たな地域課題解決プロジェクトを共創をテーマに創出することを目標にワークショップを実施しました。

co.shiga.co
滋賀リビングラボ
共創

企業が「共創」に取り組む意味

ワークショップを始める前に、co.shiga事務局でSUNDRED株式会社代表取締役の留目真伸さんより「リビングラボ」「共創」「co.shiga」について説明がありました。

昨今、地域課題を解決する事業を創設することが企業側に求められる中で、これまでの個人・一社の力による技術だけでは大切な問題を解決できないケースは後を断ちません。

その地域課題を解決する手段のため、企業間・自治体・市民を含めた議論、さらには議論から発展した「事業共創」の意義が更に重要さを増しています。そのような考え方を滋賀で斡旋し、サポートしているのが滋賀のリビングラボ活動団体であるco.shigaです。

リジェネラティブをテーマとした共創ワークショップ

初回となる今回のイベントでは、co.shigaの代表理事を務める株式会社村田製作所 環境技術開発部の岡村一太朗さんによる話題提供のもと、ワークショップを開催。

話題提供では村田製作所が考えるサーキュラーエコノミーや、それに関する開発技術、また、社内で新たに取り組む事業についてなど、計4つの話題を紹介していただきました。

ワークショップではそれらをもとに「(1)その技術をどのような分野、業界で活用することができるか」「(2)それらを実現するために、自社で掛け合わせられるアセットは何か」を考えました。

3つのグループに分かれて模造紙に付箋を貼る形で進めましたが、それぞれのグループに属する人ごとに業界や分野の観点が異なり、同じ問でも様々な回答を得ることができました。

地域課題を共創で解決し、事業として新たな価値を創出する

今回のイベントを通して、改めて企業として「共創する」ということに対する事業価値を新たに感じていただけたのではないかと感じます。

そのうえで、実行する内容そのものすら一社では考えることが難しいからこそ、このco.shiga.coという場を設けて滋賀で共創を拡げていくことの重要性を私たち自身も再認識しました。

今後さらに回数を重ね、滋賀の共創をみなさまと創出してまいります。このような取り組みに興味のある企業のご担当者の方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。

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